アボワールのはじまり


アボワール代表の中村です。

私自身が乳がん手術をしたのは約11年9ヶ月前。
放射線などの治療を終え、乳がんブラを求めて専門店に行きました。

そこで見たのは、今から40年前に祖母が乳がん術後に使用した乳がんブラとほぼ同じものばかりだったのです。
お洒落さなど全くなく、年配女性がしている下着そのものだったからです。

手術を終えたからこそ、前を向いて生きたい、術後もお洒落をしたいと考えていた私はショックを隠せませんでした。

日本でも女性は社会で活躍してますよ!オシャレをして外出したり社会に拘っていますよ!
その時の私は、会社で管理職。社会で頑張る自分に気合を入れるために、その日の仕事や予定、気分で下着を決めたいと思っていたのにですよ。

手術した胸を大きく隠すことを第一目的とし、乳がんブラは目立たなか色合いのベージュばかり。
お洒落でモチベーションの上がる乳がんブラはほとんどなかったのです。

 

私は思ったのです。

乳癌を経験してもお洒落な下着を着けたいと思っているのは私だけだろうか?

きっと多くの女性がお洒落で機能的かつ楽な着け心地の乳がんブラを求めているはずだと。

日本中で販売している所には出向き、webショップで見つければ買いましたが、どうしてもお洒落で機能的かつ楽な着け心地の乳がんブラを見つけることはできませんでした。

だったら、自分でその会社を作ろうと会社を辞めて立ち上げたのがこのアボワールです。